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買って読んだ本・古本について書いていきます。

2017-02-04から1日間の記事一覧

紀田順一郎(1995)『日記の虚実』ちくま文庫(1)

日記の〈真実〉 紀田は『日記の虚実』のなかで、次のように述べています。 日記は真実の記録であるはずだが、それが客観的な真実であるという保証は何もない。(p. 90) 「真実の記録であるはず」という言い方は、次のように解釈できるように思います。すな…